【失業手当】病気による自己都合退職は、特定理由離職者に変更可能なので、ハローワークにて要相談

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【失業手当】病気による自己都合退職は、特定理由離職者に変更可能なので、ハローワークにて要相談

病気療養のため、泣く泣く自己都合退職をされた場合、失業保険を延長してから先ず傷病手当を受給なさり治療に専念していくことでしょう。最長1年6ヶ月の傷病手当を受給し終えたら、次は失業手当延長を解除し受給可能に変更するはずです。

そこで、自己都合退職であれば本来90日間しか失業保険は受給されませんが、正当な理由で自ら退職を申し出た場合、給付期間が増える可能性が高まります。

ハローワークさんにて失業保険を給付するため手続きを取りますが、病気療養のため自己都合退職をされので、特定理由離職者に該当するかどうかご相談してみて下さい。

仮に、特定理由離職者として認められ自己都合から会社都合に変更したら、失業保険を給付するうえで有利になります。

待期期間は3ヶ月から7日間に短縮するため、傷病手当から失業保険への切り替えがスムーズになり、当面お金の心配は不要になります。

ただでさえ、病気のため病んでいるのに医療費や生活費を心配していたら、心労は増えるばかりで落ち込みが増します。ですが、お金の不安が消えれば、安心して療養生活をおくり心身共にリフレッシュできます。

退職する時は気が滅入り「休職するなら会社を辞めて体を休ませよう」と考えるかもしれません。まして、ブラック企業であれば「のんびり休みたいし」と思うのも当然なのです。

しかし、全ての病気が特定理由離職者に該当する訳ではないはずなので、医師に「病気療養ができるか」確認してみて下さい。

 

 

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自己都合で退職する前に、病気として診断書を書いてもらえるか要相談

病気になったら、通院しているはずです。なので、先ずは医師に傷病手当や失業保険を貰いながら治療に専念したい旨ご相談されたうえ、診断書を書いてもらえるか回答をいただきましょう。

仮に、診断書を書いて下さる場合、先に傷病手当を受給してから失業保険へ切り替えることになります。失業保険とは、仕事が出来る状態であり就職活動を行いながら生活を安定させるため、給付されるものです。

そして、診断書があれば、自己都合退職にて会社を辞め、傷病手当を受給して療養生活したのち、失業保険を受給しますが、実質4ヶ月程度の無収入期間が無くなり迅速に失業保険が給付できます。

めっちゃ助かりますよ。

 

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手順書

通院先の医師に相談しよう

「傷病手当や失業保険を受給しながら治療に専念したいが、診断書を書いてもらえるか」を直球で聞いてみよう。

「パワハラでうんざりしていたので、休職して復職するくらいなら辞めたい。だから思い切って退職して、のんびりゆっくり過ごしつつ、病気を治したい」のように、率直な気持ちを素直に述べるといいでしょう。

医師も人の子です。パワハラが横行していたり、労働条件が真っ黒なブラックに在籍していたら、治る病気も悪化する事実は、ご存じのはず。

ここで、診断書が発行される場合、自己都合退職しても会社都合退職に切り替えられる可能性はぐっと高まります。

一方で、診断書が発行されない場合、病気回復後は自己都合退職として失業保険を受給するか、転院してみて他の医師に相談してみる。それでもダメなら諦めましょう。医師目線では、診断書作成に該当しない病気、つまり未病なのだから・・・・

 

会社の上司や総務担当者に病名をふせたまま、治療のため自己都合退職する

特にデリケートな婦人科関係の病気であれば、人に言いたくないはず。まして、退職するなら会社の人には知られたくないのではないでしょうか。

病名は言いたくなければ、言う必要はございません。退職したら無関係なのだから、会社の人は切り分けていこう。私は利害関係が発生する会社の人とは、プライベートで会うのは違うなって考えです。

個人的に親しくしているなら別ですが、会社の人は学生時代の友達じゃなく、選べない環境であります。人に話せば必ず噂になるものです。だまって退職しましょう。

 

雇用保険受給延長届をする旨、ハローワークに相談してみて、用紙をいただく

病気で離職したら、傷病手当を受給するはず。因みに、初診時に会社で加入していた健康保険証を使用していたら、その加入していた健康保険組合から傷病手当を受給します。(条件を満たせば、退職後にも傷病手当を受給申請できます)

その間、雇用保険給付延長届を提出しておきましょう。しっかりと病気を治してから失業保険を受給するため、必要な手続きです。

ハローワークに行かなくても郵送で用紙をいただけますし、管轄のハローワークにて状況をご相談してみて下さい。

 

医師に記載してもらう

用紙が手に入ったら、受診にて医師に記載してもらいましょう。残念ながら、3千円から6千円くらいかかります。

クリニックによって料金は違いますが、診断書は有料です。公式に証明できる文書ゆえ有料なので、医師か受付さんにでも値段を聞いてみてはいかがでしょうか。

 

ハローワークに提出

ご自分と医師の双方で書面を記載したら、ハローワークへ提出され、失業保険受給を遅らせるよう手続きをするのです。

①病気➡②退職➡③傷病手当受給➡④病気が完治➡⑤失業保険受給

この内、③と④の間に延長手続きを行うといいかも。

 

失業保険を受給申請する前に、雇用保険受給延長届を解除するため医師に書いてもらう

闘病を終え、次に失業保険を受給のため、ハローワークにて延長していた失業保険を解除します。

雇用保険受給延長届を提出したら、ハローワークから書面が郵送されます。ご自分、医師、ハローワーク担当者が明記している書面が自宅に届くので、保管しましょう。

保管していた書面を医師に提出し、「病気が治ったので、働けますよ!」という証明をいただきましょう。因みに、3千円から6千円程度かかります。国立大学病院や中規模病院の方が、安い傾向があり、病院によっては2千円弱といったことも。クリニックって意外と文書が高いかも。

 

失業保険の受給申請時、病気退職している旨をハローワーク担当者に告げる

いよいよ、失業保険を受給申請です。医師に書いて貰った書面をハローワークに提出しますが、「病気により自己都合退職しました。なので、離職理由が変更されるのか、ご相談したいです」のように話してみて下さい。

書面がそろい許可されたら、あっさりと会社都合に変更されます。

 

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まとめ

会社都合とみなされたら、待期期間は短くなるうえ、給付日数も長くなる可能性が高まり安心して就職活動ができます。これで、お金の心配から解放され、大船にのったつもりで生活できます。

焦ってブラック企業にひっかかり、妥協したら職歴が増え、自分がダメージを食らうだけです。面接はこちらが査定してやる勢いで、慎重かつ冷静にメリット・デメリットを勘案しながら、望みたいものです。

在職中に病気をしてしまったら、ヤバい会社で休職してから復職するならば、いっそ退職して傷病手当をいただきながら療養に専念しよう。そのように思ったら、正攻法で自己都合退職から会社都合退職に変更できるかもしれませんので、調べてみてはいかがでしょうか。

医師が病気だと診断してくれたら、スムーズにすすむはずです。なので、遠慮せず医師に相談してみて下さい。

ブラック企業にいると、病気が悪化してしまい、心までむしばむのです。なので、医師さえOKを出してくれたら、さくっと辞めて治療しましょう。毎日ハピネスでノーストレスって病気が回復しやすいですよ。

公官庁や公務員に準じる機関は、自発的に申請しないと損をしてしまいがち。だもんで、調べて全貌を理解なさり、的確な相談をしたいものです。

 

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