【病気・ケガ・手術】病名を知られたくない!在職中から治療している病気につき、会社を退職後に傷病手当を申請してみた【バレたくない!】

スポンサーリンク

【病気・ケガ・手術】病名を知られたくない!在職中から治療している病気につき、会社を退職後に傷病手当を申請してみた【バレたくない!】

女性特有の病気やケガ・手術を療養のため退職予定の会社に知られたくない場合、在職中に未申請だった傷病手当を会社を辞めてから申請するとどうなるか。

デリカシーが無く噂好きの総務担当にあることないこと言いふらされて、人の不幸を喜ぶようなブラック企業の巣窟から足を洗い、治療に専念したいのだ。

医師は「在職中から退職後も継続治療を要するので、どちらも傷病手当に該当する」とのこと。なので、会社を辞めてから傷病手当を初申請してみた。

 

スポンサーリンク

結論から申し上げますと、会社にバレました。とある社労士さんのwebを参考にさせて頂きましたが、万事休すw

1. 在職中加入していた健康保険組合のwebより、傷病手当金請求書を印刷する

2. 本人記載欄(被保険者が書く箇所)に記入・押印する。氏名・住所・保険証の番号・記号、就労不能の期間等は書くが、病名のみ未記載

3. 会社の総務担当者に書面を郵送し、会社に記入してもらう

4. 会社から自宅へ記入済み書面を郵送してもらう

5. 本人記載欄(被保険者が書く箇所)に病名を書く

6. 医師に記入・押印してもらう

7. 書面は健康保険組合へ郵送する

8. 賃金台帳などの添付資料は、会社から健康保険組合へ郵送してもらう

 

この手順で、病気やケガ・手術で入院するのに、人の不幸を喜ぶブラック企業の担当者が病名を知るはずがない、バレない予定・・・・・だった。何せ、社労士さんのwebを参考にしたのだから、何とかなるはずでしたが、お手上げなのだ。

念の為、上記の作戦を実行する前に、会社総務担当者へ電話で問い合わせると、あろうことか驚愕の規則をつらつら告げられた。

在籍中に未申請だった傷病手当を退職後に初めて申請する場合、医師・本人記入欄を全て書いてから、書面を会社に郵送してください。一ヶ所でも記入もれがあると、不備として扱うので、会社から健康保険組合に郵送できず自宅へ差し戻します。全箇所記入されてから、再度会社に郵送してください。
とのこと。会社の規則だそうで、どうにもならないのだ。
一方で、冷静に深く考えると理解できる。
 
傷病手当申請につき、健康保険組合は医師の診断書にて審査する。事業者である会社は、医師と本人が記載した病名と就労不能期間を照合しながら、事業者記入欄を書いていき押印するのだ。
 
仮に、あなたが会社の社長であれば、雇用者のみ記載した書面を信用して、サインしたり社印を押すだろうか。病気の証明を提示してもらい(医師)、本人が記入してからになるよね。
 
会社にはそれぞれルールがあり、社労士さんであっても、秘策は全てに適用しないのだ。他にも様々なwebにて、「会社に病名を知られたくない場合、退職してから在職中からの傷病手当を申請する方法」みたいのが散見される。
 
ですが、医師が未記載で本人のみ記載または本人が未記載で医師のみ記載済み書面を会社へ提出すると、不備ゆえ書面は差し戻される。医師の書き込みには病名も記載されているので、総務担当者に知られてしまう。
 
 
「女性特有の病気だから病名を知られたくない!」
「噂好きで人の不幸を喜び、これみよがしにマウントを取る魔物に、退職してから陰口を言われたくない!」
のように、絶対会社の人にはバレたくなかったのに、手術をともなう病気を治療するには傷病手当が必要なのだ。
 
だもんで、病気は別にしてブラックな環境で、パワハラ・モラハラするマウント取りがいる人を野放しにし、管理職としての責務を果たさない極悪な会社はどうでもいいや。退職したら二度と会わず、知られても関係ないもん。治療に専念してリフレッシュしよう。そう決めたのだ。どうしても会社に知られたくないなら、傷病手当を諦めるしかないのでは。
 
 
スポンサーリンク

会社を退職後に、在籍中からの傷病手当を初めて申請する手順書

1. 在職中加入していた健康保険組合のwebより、傷病手当金請求書を印刷する

2. 医師が記入・押印する

3. 本人が記入・押印する

4. 会社の総務担当者に書面を郵送し、会社が記入する

5. 書面と賃金台帳など添付資料を加えて、会社が健康保険組合へ郵送する

 

会社によっては手順が様々なので、総務担当者に相談してから、書面を作成なさると確実である。

 

そもそも、女性特有の病気になったのは、ブラック企業でのストレスが原因である。パワハラ・モラハラ三昧かつ大した仕事が出来ず、無能なのにマウントを取る自信がない先輩の近くにいると病気が悪化する!逃げるが勝ちである。

法令順守しておりホワイトっぽいのに、実態はブラック企業ってところがあるのだよ。それに加えて、プライベートを楽しむために働いているのに、嫌いな人の影響で病気になったら本末転倒だもの。

 

会社に在籍中に病気・ケガ・手術をしたら、医師に相談しよう

まず、病気・ケガ・手術をするような病気になったら、病院で受診するはず。なので、医師に「傷病手当が該当されるか」相談してみよう。傷病手当で療養可能とのアドバイスを得たら、休職か退職か決断していこう。

因みに、傷病手当の給付条件は満たしているか、在職中に健康保険組合へ相談するのは必須である。よく、某サイト知恵袋や民間のwebで質問をする方がおられるが、誰でも回答可能なwebは信憑性が低いのだ。

疑問を解消するなら、加入している健康保険組合へお問い合せなさると解決策が可視化する。

 

以前加入していた健康保険証の番号・記号を書面で提出することがある

傷病手当を受給しようとする場合、過去に加入していた健康保険証加入履歴を書いて、傷病手当を申請する健康保険組合に提出することがある。過去に加入していた健康保険証番号・記号をさかのぼって自分で調べるのだ。webに書面が掲載されて、記入例があるはずなので、要確認である。

健康保険組合によって、様々な条件である。

A健康保険組合:A健康保険組合につき、加入期間が3年以下であれば、当該組合と直近の健康保険証番号・記号2種類を記入する。つまり、さかのぼって番号を調べるのは1社のみ。

一方で、

B健康保険組合:B健康保険組合につき、加入期間が1年以下であれば、直近の健康保険証番号・記号を1年分全て記入する。つまり、B健康保険組合に加入する前、1年間使用していた過去の健康保険証番号・記号を全て書くのだ。

 

さかのぼってみよう。

B健康保険組合

C健康保険組合(加入期間:3カ月)

D健康保険組合(加入期間:6カ月)

E国民健康保険(加入期間:2年)

【加入期間通算】C健康保険組合+D健康保険組合+E国民健康保険=2年9ヶ月

 

このように、C健康保険組合、D健康保険組合、E国民健康保険につき、過去の健康保険証番号・記号は自分で調べるのだ。退職した会社のwebから申請可能するか、総務担当者に連絡して昔加入していた番号・記号を教えてもらう必要がある。

大手で所属していた部署と総務担当が相違するなら、担当者は本人確認が判明したら番号を教えてくださる。

国民健康保険は、市区町村にて過去の履歴は教えてくださるので、ご安心を。

 

過去に加入していた健康保険証番号・記号を調べないと。でも、不満があって退職したから、今更辞めた会社に連絡するのって面倒だよw

退職した会社が大手であれば、所属していた部署と総務担当者が別部門ゆえ無問題なのですが、中小企業や零細だった時、知っている人が在職していたら、めっちゃだるいよ。

奥の手として考えられる策は、健康保険証に加入していた当時、病院で受診していたならば、5年間は書面を保存するため、過去に加入していた健康保険証の番号・記号を問い合わせてみる。

診察券があり本人確認が取れたら、病院長の判断によっては教えて下さる場合があるのだ。特に、医師一人で開業されているクリニックは、医師に決定権があるため、顔写真付き運転免許証や診察券等により本人確認が可能だと、あっさり昔の健康保険証をコピーしてくだるかも。

私は近所のクリニックに出向き、傷病手当申請につき昔の保険証番号を調べている旨を相談してみたところ、「本人確認が照合できたので、保険証のコピーを差し上げます。」とのこと。この手法は自分で考え、近所のクリニックに相談してみると、運良く医師のご厚意で教えてくださった。めっちゃ感謝!

大手・中小・零細問わず、不満があるから退職したのに、

「今更会社に連絡とか絶対に嫌だね!」って気持ちになるかもしれません。

「会社だけの付き合いゆえ、今疎遠だから知り合いに連絡したくない!」ってのもあるでしょう。しかし、自分で健康保険加入履歴をさかのぼって調べないとなりませぬ。

 

面倒くさ・・・・となったら、近くのクリニックや病院に相談してみるのもアリです。方針により「過去の書面は非公開です!」となり、教えて下さらない場合もあるでしょう。クリニックや病院次第といったところでしょうか。

 

全ての方に適用されるとは限らないので、「このwebにこう書いてあったから、やってみたのに・・・」のようにご都合よく解釈されないよう願います。理解力がある方は、あくまでも一例であると認識可能なはず。

 

退職してから在職中から継続治療していて、傷病手当を初申請しようとしたが、会社に病名が知られてしまった件や過去に加入していた健康保険証番号・記号を調べるポイントなどをまとめてみた。