五寸釘が無数に刺さっている場合
五寸釘が刺さっている(あの女から勝手に刺された)と気づいたら、次は抜きたいと思います。一般的な流れは
1. 毒親の本を読む
2. 理不尽さに、怒り爆発する
3. 悲しみ、憤る
4. こちらは何も悪くないと確信する
物理的に距離を取ったら、精神的に決別する。順風満帆な時はいいですが、問題が勃発すると途端にへろへろになる。心に住みついているあの女による暴言がフラッシュバックってのは、あるある現象です。
治したいと決意してから、学びました。フラッシュバックは小さい時、あの女から暴言を吐かれ愚痴をまき散らされたせいで、萎縮している小さな自分。身勝手なストレス発散ゆえ、私は悪くない!
洗脳を解きたい!どうすればいいか
私は前向きになりたいし、ぐだぐだ悩む理由が、わかりませんでした。あの女が繰り返し洗脳したせいだった、と判明したので、真剣に自問自答しました。本もネットも抽象的なので、「心を癒して云々」「解放させましょう!」と書いてあっても、具体的にどのようにやればいいか、書いてないから、迷宮入りします。
お勧めは、セラピー
第三者のアドバイスのお陰で、心を再養育したり具体的な手法を学び、自覚していなかった事実を指摘して下さいました。傾聴で楽になる方や悪化する方、様々でしょうから、セラピー選びは運でもあります。(※2017.10.21現在、ゲシュタルトセラピー反対派になりました。理由は心の傷が悪化。)
少なくとも私は、自力回復を見込めるような、軽症ではなかったものの、セラピストに話してから急に道筋が見え、ここからは早いなと思いました。私は悪くなかったと言って欲しかったので、応援団の得て罪悪感は微塵もありません。洗脳は恐ろしい。しつけという名の虐待は、他人に気づかれず、あの女は無自覚ゆえ問題が発覚しにくいのです。
セラピーでの学びと、様々な方法を取り組む
セラピーは、気づきの場です。問題を自覚して、楽になるためのヒントを学習していき、自分で訓練していく。セラピスト任せでは、問題は解決せず、今までの言動を振り返り時には真逆の行動をするため、苦しくなることもあります。間違った教え込みを改善したいかどうか、本気かどうかが継続できる鍵ではないかと思います。
褒めて、褒めて、褒めまくる
自分で褒めましょう。自分を再養育する過程の一つだと私は考えます。脳内でフラッシュバックするうちは、心にあの女がいます。もう居住させるのは、ご免です。
○ | × | |
絵を描く | 上手に書けた | 色が気に入らない |
料理する | 美味しそう | 野菜の切り方がイマイチ |
歩く | 背筋を伸ばせた | 足取りが重い |
メイクする | マスカラいい感じ! | ファンでのノリが変だ |
不必要なダメ出しが得意で、完璧主義を求める傾向は、毒親チルドレンあるあるです。徹底的に褒めまくり、習慣になるまで小さなことを激励します。注意点は、自分で自分を褒めるのであって、他人に要求しないこと。自分の心にいる小さな自分に「これでもか!」って程、褒めると自信がつきます。
本気で治したい、良くなりたい、楽になりたいと願えば、出来るようになりますよ。