【中国留学】あわや落ちこぼれか?!勉強が嫌になったら、どのように対処するか?!

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志願して中国留学したのに、何を言っているかわからずストレスの日々

懐かしの中国留学時代の話を書いていきます。中国語が好きすぎて、待望の留学をしたのに、言葉が通じず何を言っているか分からないストレスは、私の心身をむしばみました。しかも、日本人がほぼいない頼れる人がいない環境・・・。中国人の友達はいましたが、日本人が身近にいない寂しさは想定外な疲労がやってきます。

 

クラスメイトは外国人

私のクラスメイトは韓国、タイ、インドネシア、ベトナムといったアジア圏の留学生が大半を占めており、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス勢もいましたが彼らは英語が話せる人が多く英会話で辛さを乗り切るのです。国別vs英語圏といった構図がうかがえます。クラスには日本人一人でした。私は韓国人やタイ人の友達と親しくしていましたが、何せ言葉が通じず細かい意志の疎通が図れない!!でも、明るくたくましいクラスメイトに励まされながら、何とか最初の数ヶ月を乗り切るのです。本当に彼女たちにはよくしてもらいました!今でもSNSで連絡を取り合っていますが、かけがえのない友達ですね。

 

ダルかったら、さぼっちゃえw

韓国人は真面目で授業をさぼりません!!!宿題をきっちりとこなしてから遊びます。しかし、タイ人はいい意味であっけらかーんとしており、「ダルいからさぼる」とか全然ありでした。私は次第にさぼりを覚えていくのですw

 

街中の中国人の発音が聞き取れない問題

もうね、お店の方が何を言っているかわからない。お買い物は、何とかなるんですよ。ですが、中国語をマスターするために留学しているので、いつまでもジェスチャーしていたら勉強にならないじゃないですか。

 

中国人が何を言っているか聞き取れない

それでも何とか話してみる

中国人から「何を言ってるの?」とまくし立てられる

落ち込む

勉強嫌だw

この繰り返しです。いくら留学したばかりとはいえ、現実はこんなものです。ほぼ全員がこのザマなのです。キツイですよ・・・・。ストレスは日増しに大きくなり、体が悲鳴をあげます。ある人は発熱、ある人は頭痛や吐き気のように、体に症状が現れるのです。

 

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言葉が通じない疎外感から、日本へ帰りたくなる

中国語を習得するに当り、軽く考えていた自分を反省してみたものの、もう中国に入国しています。さてどうする。一日授業をサボっては次の日に出席するものの、またサボる。やばいぞ!自ら望んで留学したのに、中国での生活を楽しめなくなるほど、言葉が聞き取れないストレスにやられていました。

 

勉強嫌だ!!!日本へ帰ろうかな・・・

いやいやいやいや、そんなアホな。ですが、限界までストレスを感じて、とうとう一旦日本へ帰ろうか本気で考えるのです。今だから笑って言えますが、本気でしんどかったですよ。夏休みを利用して帰ろうかと本気で悩みました。結局帰らなかったのですが、中国の暮らしが楽しめないほど余裕が無くなってしまい、どうしたものかと困っていました。勉強が嫌で嫌で、テキストを見ると目まいがするように・・・

 

乗り越えた秘策は、経験者に相談

日本へ一時帰国を願うほど参っていた私は、結局どうしたかというと、留学経験者に相談したのです。これは大正解でした。大人留学していて既に留学を終えて日本へ帰国されていた方に辛い現状を相談してみました。聞き取れないストレスや中国の食生活すら辛くなり、生活も楽しくない!!ですが、中国留学経験者であれば、一通りの問題をパスなさり日本へ帰国されているはず。私の考えは大当たりでして、的確なアドバイスを頂戴したのです。

 

当時の問題

■聞き取れないストレス

■勉強がおろそかになり、サボり癖がついた

■部屋ストレス

まず、聞き取れないストレスは、初心者にありがちな問題なので、深く悩まなくていいとのこと。お言葉を信じて大袈裟に捉えるのをやめました。次は、勉強がおそろかになってしまい、サボり癖がついてしまった件です。聞き取れないストレスに由来する勉強のつまらなさ。この問題も、勉強を楽しめるようになるまで一旦寝かせておきます。

最後に部屋ストレスなのですが、2LDKに2人で住んでいたのですが、同居人と生活リズムが合わずどえらいストレスになっていました。学校に併設されているホテルに避難できない?とアドバイスされましたが、予算がなく却下。どのように折り合いをつけて生活するか、同居人と話し合うことにしました。すると、同居人は私がそれほど参っていたとは夢にも思わず「夜は静かにするね。ごめんなさい!」で一件落着。同居人は毎日深夜にSkypeをするため、うるさくて寝られなかったのですが、静まり返るようになりました。言ってみるものです!日本人は我慢しすぎるから、問題があれば腹にためこまず、問題を提案することをおススメします。

 

好きなことをしたら、みるみる中国が好きになり、勉強に集中できるようになった!

中国語が聞き取れず勉強に嫌気がさしてきた問題なのですが、中国留学経験者に相談すると「勉強はいったん忘れて、好きなことをしてみたら?」と真顔で言うのです。いや、好きなことって・・・・・。「いいからやってみて。いま勉強しようとしても集中して組めないでしょ?」そのように指摘されて、好きなことをやってみました。

 

普通の中国人とお稽古をした

留学生の生活って実は単調な生活なのです。家→学校→食堂→家の往復で一日が終わったりします。日本でも趣味として楽しんでいるお稽古ごとに、書道があります。そこで、普通の中国人が習い事として通う書道教室に行き、習字をしてみました。すると・・・・・完全復活!好きなことをして、みるみる回復していくのです。これは何ごと?!と自分でも驚きましたが、留学生活が苦しいなとお困りの方がおられたら、好きなことをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

因みに、書道教室は中国人の友達に探してもらいました。北京市内にはそこら中に習字教室があります。「家から近く授業料金が安い教室であればOK」条件はこれだけです。ですが、この習字教室に通ったお陰で、かけがえのない中国人の友達と知り合うのです。この時知り合った大親友とは、今でも微信でせっせと連絡を取り合う仲になりました。それこそ、北京へ旅行する時は必ず会い、時にはお買い物を頼まれるので、行きなのにスーツケースがぱんぱんになります。

 

留学に息詰ったら、勉強から離れて好きなことをする

私は留学経験者のアドバイスのお陰で、一般の中国人が通う書道教室へ通い習字をことで、言葉が聞き取れないストレスから脱出して、勉強意欲を取り戻すことができました。後から聞くと、留学経験者ですら私と同様に「勉強嫌だ病」にかかっていた模様です。だから、端的なアドバイスが可能なのねと納得しましたよ。

 

言葉を習得するための留学ですが、勉強に取り組めなくなったら一時的に勉強から離れましょう。そして、好きなことをする。言葉だけでなく滞在地の文化に興味があるのではないでしょうか?興味があることをやってみて、息を吹きかえしていきましょう。友人は中国でお琴を習い勉強嫌だ病を治したそうです。

 

学校と別の環境で習う

学校にどっぷりとつかっていると、外の友達ができないのです。なので、現地の方が習い事的にされる教室を探した方がいいと思います。学外に友達がいると、留学を終えてもかけがえのない友達になるかもしれませんよ。学外で習うと、気分転換になるのです。

 

現地の中国人と知り合うのは苦労する

家と学校の往復。そして、友達は学校の友達となると、中国人と知り合うのはとても難しいのです。韓国人やタイ人の友達に「どうして学外に中国人のお友達がいるの?」と聞かれました。みんな考えていることは一緒なので、せっかく中国に留学したならば中国人とお友達になりたいのです。

 

留学経験者に相談して、中国語が聞き取れない問題から起こる「勉強嫌だ病」を回復させていき、中国人の大親友を作ることに成功したのです。一旦勉強から離れて、好きなことをして心を休ませていき、中国生活を楽しめるよう心をリセットしていきましょう。また、中国人と知り合ったら、ぐいぐい行きましょう!